最近買ったCD

こないだの土曜日、麻雀の前に仙台駅東口のイベントホール松栄で中古LP/CD祭りがあったので行ってきた。開始から少し遅れて行ったのだが、ものすごく後悔した。MがKenny Wheelerの『Live at Roccella Jonica』(Splasc(h) ASIN:B00000B2IG) というCDを買いやがっていた。やっろおおおぉ。許せん(笑。仕方が無いので他に面白そうなのは無いかと思って探していたが、あまり無かった。とりあえず3枚ほど購入。はあー、悔やまれる。

  • Guido Manusardi - 『The Village Fair』(Soul Note) ASIN:B000006898
    面子はGuido Manusardi, Paolo Fresu, Gianluigi Trovessi, Roberto Rossi, Furio Di Castri, Robert Gattoの6名。けっこう面白い。特にPaolo Fresuは調子がいい感じ。Paolo Fresuは大ハマリの盤が結構多いだけに、こういう盤は貴重かも。いかにもイタリアーンな演奏が聴ける。
  • Matthieu Michel - 『Estate』 (TCB) ASIN:B000024JQN
    面子はMatthieu Michel, Richard Galliano, Thierry Lang, Henri Kanzig, Joris Dudli。このMatthieu Michelという人はどうもスイス人のフリューゲルホーン吹きであるらしく、スタイルはなかなかFranco Ambrosettiに似たところがある。選曲はなかなか凝っていて、Richie BeirachやOrnette ColemanTom Harrellの曲などが取り上げられている。タイトル曲の「Estate」はもちろんペトルチアーニと演奏したものと同じ曲。特にTom Harrellの「Sail Away」は結構泣かせる演奏だ。なんといってもRichard Gallianoアコーディオンサウンドにそこはかとない寂寥感を醸し出している。でもちょっとリーダーが力量不足か。結論としてはなかなかオサレな1枚というところに留まる。
  • Tommaso/Rava Quartet - 『La Dolce Vita』 (CAM)
    ずっと探していたのだよ、これを。面子はEnrico Rava, Stefano Bollani, Giovanni Tommaso, Robert Gatto。内容は、よくあるイタリア映画のジャズアレンジというもの。こういう企画モノにも大ハマリも盤は多いのだが(Pieranunziの『Fellini Jazz』(id:tettsunn:20031230#p5)然り)、やっぱりEnrico Ravaは違いますな。選曲はNino RotaやEnnio Morriconeなどの曲と、メンバー各人のオリジナル。特にタイトル曲の「La Dolce Vita」は『Fellini Jazz』よりもアレンジが凝っていて面白い。それにStefano Bollaniがすごい。同じレーベルの作品だけに『Fellini Jazz』のハマリ具合がよくわかる盤。

今月の購入CDはこれで9枚目。あー、やだやだ。