最近買ったCD

仙台駅西口の「さくら野」でCDセールがあったのでチラッと見るだけのつもりで行ってきた。見るだけ、見るだけ、で結局2枚購入。あーもう。

  • Paul Bley & Evan Parker & Barre Phillips - 『Sankt Gerold』 (ECM) ASIN:B00004WMY0
    タイトルは録音先の教会の名前。内容はバリバリのヨーロッパフリー。ECMのフリーは、音色が美しいので音の一粒一粒がくっきりと浮き立っているというのが特徴か。いかにもフリージャズという感じではない。
    特にPaul Bleyに関して言えば、彼の演奏の要所に登場する低音域からのグリッサンドは、ピアノという楽器を100%鳴らしているという感じがして感動的だ。他の2者も素晴らしい。3者とも楽器の達人なので、フリーが苦手という人も楽しめると思う。超絶技巧が鼻につくという感じでは決してない。それにしてもEvan Parkerの循環呼吸はすごいな。
  • Leazek Kulakowski - 『Black & Blue』 (Paonia)
    全然このリーダーの人は知らないのだけど、トランペットはPiotr Wojtasik、テナーはMaciej Sikalaと少し気になる面子だったので買ってみた。基本的にいわゆるポーランドジャズってやつか。期待ほどではなかった。