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そういや、ずいぶんまともな日記を書いていないな、と思い立つ。そもそも以前に書いていた日記がまともだったか？　と言われても困るのだけど、書き手の意識のレベルとしては以前書いていた日記のほうが高かったような気がする。最近の日記がまともじゃないのは、なんだか状況報告（就活、最近買ったＣＤ、BGM）だけになってしまっているから。日々の僕の行動を記録することそれ自体がこの日記の目的であるように思われても仕方が無い。僕に文才のかけらも無いというのも多分に影響していると思うけど。
もちろん日記の書き方のスタンスは人それぞれ自由であるべきだし、なんら強制されるべきものではない。ただ、こうして「公開日記」というスタイルをとっている以上、最近僕が自分の中で完結するような話題しかこの日記に書いていないというのは少々もったいないと思っているのも事実なのだ。これはもちろんはてな、さるさる、自アカ他問わずweb上で日記を書いている人のほとんどが思っていることなんだろうけど。
この日記を書き始めた当初は、自分だけで完結しない話題も書こうと意識していたはずなのだけど、最近どうやら忙しいのをいいことにすっかり初心を忘れていたらしい。カウンターをつけていてわかったのだが、更新さえしていれば内容が大したことが無くともアクセス数は急激には減少しないので、このことに気付くのに時間がかかった。
自分が読んでて面白いのも、書き手の日々の行動の記録よりは、書き手が思っていることをその場で書きつけたような「雑文」のようなものだ。なぜか？　と問われると、「人はなぜ他人の日記を読むのか」という普遍的で抽象的な問題に分け入ってしまうことになり、収集がつかなくなってしまいそうなので今日はこの辺で。

…と、ここまで書いて気がついたのだが、この文章、非常に青臭く、恥ずかしい。とは言え、こういう文章は読み手にとって単なる日々の記録よりは興味深いものであるだろうから、消さないことにする。