東京で買ってきたCD

前日の日記で紹介したSteve Grossmanの『Born At The Same Time』を東京で買うことができたのがあまりにうれしかったらしく、その前に買ったCDをすっかり忘れていた。\840で買ったディスカウントものなので、「普段だったら買わないけど安いからとりあえず買っとけ」という感じ。でも意外にいいCDだ。

メンバーはGary Burton(Vibraphone), Mick Goodrick(Guitar), Pat Metheny(12 String Guitar), Steve Swallow(Bass), Bob Boses(Drums)の5人。録音は1975年なので初期Pat Methenyが聴けるのだが、リードギター(と言ってよいのか)がMick Goodrickの方なのであまりPat Methenyは目立たない。でも全体のサウンドはよくまとまっていて、さすがECMということか。Carla Bley曲集ということで、難解な曲が多いが、演奏自体は非常にかっこいい。Mick Goodrickのギター、やっぱりいいなあ。すごく上手いというわけでもないけど、独特のノリと音色が僕の好みに合う。Gary Burtonのバンドは初めて聴いた(Chick Coreaとのデュオしか聴いたことがなかった)のだが、やっぱりECMサウンドにヴァイブは相性が良いと思った。冬っぽいサウンド。これからの季節には少し合わないかな。
ということは、そろそろECMの季節も終わりか。そういうことで、これからはラテンとかに走ろう(笑。