集中講義1日目終了

担当教官が1回目の授業で、「私って村上春樹と同じ世代なんですね」と自己紹介。もしかしてそれ言えばつかみはオッケーとか思ってるんじゃあるまいな。結構なおじいちゃん先生だったが、そう言えば村上春樹ももういい年だよなあ。書いてる小説の印象からだとあまりそう感じないけど。
初日から割とプラクティカルな内容の授業だった。英語から日本語に訳す際に人称代名詞はどう処理するか、訳語のレベルは、漢字の使い方、など別にわざわざ大学の授業でやらなくてもいいんじゃないのとも思えた。二日目の今日は翻訳理論。ベンヤミン、ジェイソン他。それから最終日には村上春樹の『キャッチャー』を扱うとのこと。タイムリーだあ。でもこの講座、国文学生用の講座なので例えが少しわかりづらい。「永井荷風」とか出てきても名前しか知りません状態だし。まあ教官が東大の英文出身なので、雑談で興味深い話が聞けるのが面白い。