大学生協にて

一昨日、冬休みの文庫フェア中の大学生協で、気になる本を買った。15%オフは貴重。

もう『約束された場所で underground2』は読み終えた。『アンダーグラウンド』のほうは読んだのは2年前ぐらいだった。この2冊を読んだ僕が言えるのは、これらの本を読むということはオウム真理教というものの深部に降りていく作者を見ることであるというよりも、オウム真理教に何らかの影響を受けた人間一個人の中に降りていく作者を見ることといえるかもかもしれない、ということだ。もちろん、僕らは彼を通してインタビュイーの中に降りていけるのだ。このことは、とても奇妙な体験であると同時に、とても貴重な体験であると僕は思う。