今日読んだ本

前に買った本。調べてみたら9月の日記に載ってた。あのときに買った本、まだ読んでないの一杯あるなあ。
やっぱり医師やってる人の書く小説は「死」についての言葉の重みが違う。大抵の小説家の書いたものの中に出てくる「死」はいかにも「物語のための死」という感じがするけど、彼の描く「死」はその中に確かなリアルがある。北杜夫とかだとまた違う気がするけども。あとはアマゾンのレビューのとおり。南木佳士は他にも『ダイヤモンドダスト』(文芸春秋)(ISBN:4167545012)がいい。これを読んでた高校生の頃を思い出した。あの時は若かった、なんてね。