最近の読了本

こないだ買った本を読む。

日記やエッセイを読んでいて面白いのは、著者に関係ある作家の名前やミュージシャンの名前といった固有名詞が乱れ飛んでいるというところか。そこからまた新しい本が読みたくなったり買いたくなったりする。

ちょっと遅れてしまったけれど、自分への誕生日おめでとう本。20歳の誕生日に読んどけばよかったかもしれない、と最後の村上春樹本人書き下ろしの短篇を読んで思った。この本は10の誕生日をテーマにした短篇小説を村上春樹が編纂し、翻訳も自分でやってしまった、というもの。ウィリアム・トレヴァーの「ティモシーの誕生日」が良かった。暗い物語が多くてあまりお祝いという感じにはならなかったけど。