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tettsunn2004-04-09

注文していたブツが届く。

Ravaの新譜は予想通り澱み系。といっても普通の曲をいつもよりも少しダルめにやっているという印象。ECMから出すとこう変わるのか、という感じ。重く沈鬱なサウンドの中でトランペットの音色だけが暖かい。それにしてもピアノのStefano Bollaniの音楽性は広いな。こんなプレイもできるのか、と感心しきり。
『ECMの真実』は前々から読んでみたかった本。まだ途中までしか読んでないけどそれなりに面白い。名プロデューサーのManfred Eicherと主要ミュージシャンにスポットが当てられている。Keith Jarrettの項目を読んで少し興味を深めた。

「私は『芸術』を信じません。ですから私は芸術家ではありません。私は『音楽』を信じます。（中略）私は自分が創造の当事者になれるとは考えていませんが、創造の神とのチャンネルになれると考えています」
『ECMの真実』 94Pより。『Solo Concert』の本人によるライナーの邦訳部分。
すげえな（笑。